超高額なeBike の世界に飛び込むのに、初めはためらってしまうかもしれないです。これはモーター・バッテリー・システムと、テクノロジーも種類がたくさんあるからで、ややわかりにくいかもしれません。XTECH は電動アシスト自転車の専門メーカーですから、テクノロジーは知り尽くしています。そこでスポーツ系eBike とはどんなバイクで、どんな仕組みなのかというあなたの疑問に答え、使われるテクノロジーや乗る前に知っておきたいことを紹介します。
eBike の仕組み
eBike(eFat またはATB電動アシストバイク)は、モーターとバッテリーを搭載し、ライダーのペダリングを補助する仕組みの自転車です。一般の自転車のようなハンドル、シフター、ブレーキに加え、アシストパワーを選べるコントローラーが装備されています。舗装路やマウンテントレイルなど多様な地形に対応するモデルもあります。
1. トルク
モーターのトルクは、回転力を高めて自転車を前に進ませる重要な要素です。トルクは「Nm(ニュートンメートル)」で表され、高トルクのeBike は坂道や加速が得意ですが、動きがやや急になることも。スムーズな走りを重視するなら低トルクのeBike が適しているかもしれません。
2. パワー
モーターの出力をワット(W)で表します。これによりeBike は前進力を発揮し、持続的な動きを維持します。日本の法規ではモーター出力に制限はなく、強力な出力のeBike も選択肢に入れられます。
3. バッテリー容量
バッテリー容量は、距離と持続力に直結する重要な要素です。容量はアンペア数(Ah)で表され、値が大きいほど長距離走行が可能です。ただし、容量が大きいほど重量も増加するため、扱いやすさとのバランスも考慮しましょう。
4. 充電サイクル
eBike のバッテリーは充放電を繰り返し、寿命を迎えるまでに800 ~ 1000 回程度のサイクルがあります。長持ちさせるためには涼しく乾燥した場所で保管することが必要です。
5. レンジ(航続距離)
航続距離とは、eBike のシステムが充電切れを起こす前に、どれだけの距離をアシストできるかを指します。ただし、路面、地形、風、乗り方、ライダーの体重、タイヤの空気圧など、さまざまな要因でその距離は変化します。ドライブトレインのギアは、アシストが切れた24km 以降も速度を出すためと、万が一バッテリーがエンプティーになった場合のために、自重の重いeBike の緊急用として変速ギアが取り付けられています。